清々しき結婚式

出雲での結婚式風景を見ていて、久し振りに此の国にホッとしました。
日本人として、まだ存在する民度と格の高さ。
輪廻転生あれば、何処よりもまた此の国に生まれたい。

昨日のTVに、さだまさしさんと谷村新司さんが出ておられました。
二人の会話、その中でさださんがポツリと言っておられた。
最近は全般的に言葉をぞんざいに扱い過ぎているようで残念と。
「マジで!?」
「イイじゃん」
その他、言葉と言葉をくくった造語、新語?の氾濫。
素足を生足という人間の現代社会。
雑に扱われた言葉が飛び交っている。

一瞬、此処は何処の国だ?

次々と出てくる流行り歌は、テンポばかり速く、歌詞が伝わらない。

万感の想いを込めて作られた歌詞。
長く歌い継がれ記憶に残る様なものが出難い世の中。

さださんにも谷村さんにも、人として大切に育まれきたものがある。
その内心の深さが数々名曲を生み出したのです。
簡単に発し、かたずけてしまう現代社会における言葉。
益々軽々になっていくような世の中。
経験に因る心のひだが創り出すはずの、名曲も名優も、此の先生まれてくるのだろうか。

時代劇は、言葉、所作、凛とした情景を映し出してホッとします。

巡る四季を感じ取れる国。
類稀なる情感を持った国民性。

人は心の「間」を失くし、それらが限りなく薄れていくように感じる昨今において、
日曜日の出雲は、日本人としての私の心をホッとさせ、暫し引き止めてくれました。

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