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子には子の・・

子供は、ペットでも操り人形でもないんだから、親の願いはあったとして、もっと我が子のきらめくところを見てあげよう。
一時の競争を勝ったとして、人生はその先が長い。
子にとって何が良いのか悪いのか、軽々には判断できないのだ。
できるだけのチャンスは与えながらも、その特性を温かく見守ってあげよう。
スポーツでも音楽が好きでも、なんでもいいじゃない。

学生時代は、頭のひらめきも悪く勉強嫌いだった私だけど、子供の頃から本を読むのは苦にならなかった。
数学は駄目でも国語はよかった。努力も辛抱もできる。
だから今こうして、人一倍の努力をしながら尚学ぼうとしている。
そして、歳重ねても、いまだ好奇心旺盛で感動の枯渇することもないでいる。
何が良くて何が悪いやら。幸不運も最後の最期まで分からないのだ。
それより、今を生かさていることに感謝している。

私は少なくとも、無機質な中には生きて来なかった。心もたくさんの汗をかいてきたには違いない。
若い時こそ一時を大切に生きなくては、年重ねてからのものはないのだ。
私は、らくだのコブの様に、今も心の中に養分をたっぷり蓄えている。2015.8.26

相談Dr.Next