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人生路

スタート地点から現在地迄。
特急や新幹線のように、飛び石的にすい〜っと直線走る人生もあれば、山手線を各駅停車で、大きく迂回するようにいく人生もあり。
しかも、蒸気機関車を走らせるように、汗だくになって石炭をくべ、坂を喘ぎながらの路もあるのが人生。

まるで人馬一体の様な人生路は、通過地点の振動(経験)が直に伝わって、振り返れば一つひとつが感慨深きわだちとなる。

さて、A地点よりB,C,D・・・・通過して行きながら、実に長い歳月をかけて気づかされることがある。

もう少し若い時に、もっと早く気がついていれば・・
こんなことは多々あるやもしれない。
もう少し、もっともっと。。
けれども気づけただけ大ラッキー。

遅々と見える各駅停車だからこそ、触れ合う縁も感じたものも沢山ある。

出来事や経験の後先など考えないこと。
通過してきて、仮にF地点で遭遇した事象や人が、K地点で初めての経験となれば果たして上手くいったのか?
案外、終点近くで出会えばとんでもないことになっていたかもしれないのだ。

喜びも悩みも、誠実に汗して、振動が直に伝わる人生路を歩いて来たならば、通過地点は全て意味あるものとして捉えることができるのだ。

あの時この時。ああであればこうであれば・・
経験の後先に呑まれないこと。
例えば恋愛も、激しくこがれたあの人と一緒になって上手くいっただろうか。
失恋があって出逢う最善もある。
恋愛も事象も同じ失敗を繰り返すとすれば、気づかないといけないのは自分自身だ。

悔やまず驕らず。
如何なる時にも誠実であれ。
誰知ろうと我は我を知る。

想念の先、絶妙なタイミングで人生の軌道ポイントが切り替わる。
例えばアクシデントも、次のステップへの超ラッキーでもあり。
時に歯がゆいことも障害も、何かを気づかせようとする、天の応援歌なり。
考えればなんと有難いことか。

人の縁も事象も、相応しく回っていく。
人あれば希望が持てる。

過去は過去。人の縁にも一喜一憂しないこと。

K地点からまたその先。
果たしてどんな事や人に遭遇するだろう。

全ては意味ある、今日という日を誠実に生きていこう。2019.1.13. 6:58

相談Dr.Next